ひえみのスピ活用 かるーくかるーく

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よく名前を呼ばれた話

▼私の名前を呼ぶ誰かの声

あれは何だったんだろう。

子どものころ、小学校2年生くらいから、中学生2年生頃まで続いていたと思う。

専業主婦が長い母も、当時働きに出ていて、学校から帰っても両親も兄弟もおらず、”家に一人きり”ということが多々あった頃。

 

部屋で勉強をしていると、玄関から私の名前を呼ぶ女性の声がする。

母親のシフトも兄の部活時間も把握なんてしていないので、「あ、ママが帰ってきたんだな!」と思い玄関へ向かうものの、シーン・・・と暗い玄関とリビング。誰もいない。。。ということが多々あった。

本当にあれはなんだったんだろう?と未だに謎のまま。

 

▼玄関の閉まる音

同じく、一人で家でお留守番をしている時、2度くらい起きたのは、玄関の開け閉めの音。

”ガチャ、ガチャ”とドアの開いて閉まる音がする。

「あ、ママ帰ってきた!」と急いで玄関へ向かうものの、やっぱり玄関もリビングも暗いまま。

これは私が一人の時と、友達が遊びにきていた時の2回起きている。しかも友達もその時「あれ。今音したよね!?」とその音を聞いているのだ。そんな不思議体験もある。

 

▼磁場と見えないものに対する敬意

幼い頃から、家の近くにはお地蔵さんや神社仏閣がたくさんあって、海や山やお墓が当たり前のようにあった。幼い頃から数メートル掘れば人骨が出る、と地元では当たり前に聞かされていて、小学生のころ校庭の砂場を堀りながら「これ骨じゃない!?」なんて男子も女子もワイワイ話題にしたくらい。(鎌倉の由比ガ浜海岸の公園は、以前改装のためと地下に駐車場を作るために、だいぶ長い間工事をしていた。そのとき4000体の人骨やいろんな物が発掘されているから、子ども達も掘ったら人骨が出るのをネタにしていたんだと思う。)

 

当時の鎌倉にいた私は、そこら中に”自然””歴史”神””霊”が存在していて、無意識に「大切にしなければならない場所(立ち入っていけない場所や触ってはいけない物)がたくさんある」という認識を持っていた。

 

それが、今の鎌倉は全体的に洋風の美しい住宅地に変わっていて、私が記憶している当時の自然豊かな鎌倉ではなくなってしまったのが寂しい。

私が幼い頃は、茅葺屋根の家も大分残っていたし、野生動物ももっといたし(学校に入ってきたり)、近所には山も自然豊かな公園ではないお花畑のような広場もだいぶ残っていたし、友人の家は山や森の中の長屋でボットン便所だった、というケースも普通にあった。

 

これは本当に個人的な見方なので偏見かもしれないけれど、見た目にとらわれて美しくなった今の鎌倉は、なんだか自然が減って、”自然”を大事にしなくなってしまったように感じてしまう。。

 

例えば、鎌倉には今ところどころで柵で隠されている古い洞窟(昔ながらの洞窟と、元防空壕の両方)がある。ある洞窟は、現在は「怖いから」「不気味だから」という人達が増えて、洞窟に花を活けなくなり、柵をして隠してしまったという話を聞いた。

 

ただ、そこでポイントなのが、私が幼い頃のその穴は「ここにあるお地蔵様にお供えをして、”地滑りがしないように”している」と近所のおばあさんが教えてくれて「そのままにしておく・大切にする必要があるところ」という認識だった。それが、今は策で覆われて誰もお供えをしない。近所に住んでいる世代も人も変わり、それを知らない人しかいないのではないだろうかと。

 

自然に感謝し崇拝する日本人の心を守っていきたい。