▼これまで2回、瞑想中に出てきたおじいさん
頭が、長い。すさまじく長い。
ひげも、長い。まるでおとぎ話の仙人。
▼1回目の登場
はじめて出てきたのは、数年前。おじいちゃんが亡くなったときだった。
寂しくて、悲しくて、精神統一に瞑想していたら、このおじいさんのどアップから始まって、白い着物を着た上半身が頭に浮かんできた。
このおじいちゃん、ヨーロッパ系なのかな?っていうくらい、美しいエメラルドグリーンの目をしていて、鼻が高い。
(仙人てアジア系だと思っていたから大分びっくり。だいぶイケメンじゃないか。)
そしてその夜、お風呂に入りながら
「あの頭の長いおじいさんは誰なんだろう?」
「名前なんていうのかなぁ・・神様かな、仙人かな・・」
なんて思い出そうとしたら、今度は桃が頭に浮かんできた。
お風呂から上がってすぐに”頭が長い神様 桃”と検索したら出てきたのは、”寿老人”、”福禄寿”。”七福神らしい” ものの、どっちなのか、てんで分からない。
ただ、「寿老人は桃を持っている」と書いてあったから、きっとこっちなのかなぁなんて思いながら、なんで頭に浮かんできたのかも、よく考えないままそのまま放置していた。
▼2回目の登場
それから数年経った、わりとつい最近。
今までほとんど気にならなかったのに、ここ数年は、家やら会社からお墓詣りの帰りやら、いろんなところで霊がいるなぁと感じる日々。
心身がやられていると、普段感じない暗くて低くて良くないものを感じやすい。
ここ数年、転職してもしても折り合いが悪かったり会社が合わなかったり、良い人間に出会えなかったり、恋愛もボロボロで、結局吐血して仕事を辞めるまでの数年間、だいぶ心身弱ってしまった。そのせいか、チャンネル幅が低いところまで広がって(下がって)しまった気がする。
そこで、ついこの間、お風呂でなぜか”前の会社にいる女の霊”がどんなだったかなぁ(黄色のカーディガン着てて、黒髪で、あれは30代くらいかなぁ)とか、ふと思い出してしまったときに、
すーーーーっ!
っとそのイメージの前に割り込んで出てきたのが、またもやあの仙人じいさん!
「(そんな暗いものを霊視するのは)やめなさい」
と叱られるというか諭された気がして、瞬時に「あああ、ごめんなさいやめますやめます」とぱっと頭の中をクリアにした。
なんだかんだ数年経っても、こうして出てきてくれて、もしかしたらこの仙人じいさんは私を守ってくれているのかもしれない、と思った、ほっこりしたつい最近。