ひえみのスピ活用 かるーくかるーく

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ドクダミ草というマルチ草

▼白いかわいい花

小学生のころ、母と近くの山へお散歩へ行くと、ある日陰で母が「くさ!いやーこの臭い好きになれないのよねー!」と言うので近づくと、そこには小さな可愛らしい白い花が咲いていた。

 

どれどれと嗅いでみると、確かに臭いが強い。それがドクダミ草だった。

はじめて嗅いだドクダミ草の香りは、ドリアンやサッカー帰りのお兄ちゃんの靴下の臭いのようなドン引く臭い(笑)というよりは、ザ・草!というただただ草々しい感じで、私はそれほど嫌がるような感覚はなかった。

ただ、はじめて認識したものを母親が嫌がると、子どもというのは「そういうものなのか」と思い込んでしまうのか、良いイメージがなく苦手な意識のまま、ドクダミ草に興味が湧くことはなかった。

それが、だんだん大人になってから、ハーブや漢方を学んでいくと庭に生えているものが宝物に見えてきて、今では裏庭に咲いたものを薬草として使用している。ドクダミ草は使い方次第だよ!と母に伝えてから現在母はお茶として保管しているくらいだ。

 

【ミニ知識:ドクダミ草の使い方や効能】

〇採取後

水に浸してやさしく洗う→カゴやネットや洗濯ばさみで乾燥→ビンに入れ直射日光に当たらない場所で保管。

〇使い方と効能※乾燥させた場合

・お湯を入れてお茶として飲む。ちなみに生のままより乾燥させた方が成分がよく出る(効能:利尿作用、細胞類の再生促進・冷え解消、解熱、解毒、免疫力向上等)

・ネットに入れてお風呂に入れる(効果:血行促進によるあせも湿疹の緩和等)

・ミキサーにかけたりすったものを溶かした蜜蝋に入れて固めたリップクリームとして使う等(効能:どちらかというと香りメイン。好きな人は少ないかもだけど)

〇使い方と効能※生の場合

・虫刺されやちょっとした切り傷には、生のすり潰した草や茎の部分を置いて、上にシルク等通気性の良い布で固定(効能:毒素を取り傷の治りを促進。ただし大けがや酷いときは医療機関へ)

ドクダミ草はカリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄分、亜鉛、ビタミンや諸々が入っているマルチ草。(※腎機能に問題があったり併用がNGだったり健康状態によるので、心配な人は漢方薬局へ。ケースバイケース)

 

▼家庭は一番小さな”社会”

中学生のころ、他人と比べがち(なんで○○ちゃんちはこうなのにという子どものあるある発言)な私に母は言った。

「家庭っていうのはね、一番小さな”社会”なの!みんな違うに決まってるでしょ!」

この言葉、大人になってつくづく的を得ているし、会社でも恋愛でもなんでもそうだなと思う。

子どもの世界は親の視界(フィルター)で成り立って、大人になるにつれてそのフィルターが取れて、自分の目で世界を見て判断するようになる。それが代々続いていくし、価値観の違いこそ一番近い家族の影響がバリバリに出る。

 

苦手なものが変わるのは、大人になった証しなのかもしれない。

 

今週のお題「苦手だったもの」