HSP(繊細さん)あるある。
たとえ他人のものでさえ、”涙”という存在や、感情をこらえる姿を目にしたら、それが嬉しいことでも、悲しいことでも、すべてが共鳴してしまう。
たとえは、私が泣いてしまうのは・・・(しかも、嗚咽するくらい号泣)
▼テレビ/映画
・保険会社とかの感動するCMが流れていたら
・テレビ番組で出演者が悲しい嬉しいで泣いていたら
・スポーツ選手が「つらかったのを乗り越えて…」と涙ぐんでインタビューに答えていたら
・悲しいニュース
・失恋の曲
・闘病生活等の番組
・努力した人が報われたという実話番組
・誰かのために命を落とすストーリー
▼友人事
・結婚報告(特に悩んでいた友人とか)
・妊娠報告(大切な友達が妊娠したというニュースはほぼ100%号泣)
・結婚式
・願い事が叶ったよ!という連絡
”嬉しい、悲しい、哀しい”に感情移入してしまう。
もはやどうした!?とびっくりされるほど、ウッウッと泣いてしまう。
むしろ、世の中の人間はすべて、自分と同じように泣くものだと思って生きてきた。
でも、社会は意外にも大人だった。
嬉しい報告は「良かったね、良かったね」と喜んで泣くし、
悲しい報告は「つらいね、つらかったね」と同情して泣く。
そういうのを、ほとんどの人は、しない。
ちゃんと涙腺のストッパーがついている。
自分の悲しい感情は他人に見せたくないと思っているのに、他人の感情で泣いてしまうジレンマ。
私はずっと「どうして、こんなに涙もろいんだろう?」「なんでも感じて泣いてしまうなんで、赤ちゃんみたいじゃないか・・・」なんて考えていたこともあるけど、HSPという言葉を知ってから、本当に楽になった。
HSPは、繊細で傷つきやすいだけじゃなくて、こういうエンパス(人の感情が入ってくる)という能力も持っている。
これは、一見弱いように見えるかもしれない。だけど、人に寄り添えるっていうとても大きな強みでもあると私は思う。
ちなみに、私の小話。
以前占いで「あなたは純粋ですね。赤ちゃんがそのまま大人になっているから、繊細でピュアそのものです」って言われたことがある。笑
実際、仕事もバリバリしていたし、海外も一人で行ったり来たりしていたけれど、国内海外どこへ行っても「あなたはピュアで、優しい人ね」とよく言われる。
だから、そのままでいいのかなと。
やさしい世の中でいてほしいから、人のために笑えて、人のために泣ける人間も、世の中には必要。