昨年の1月頃。
仕事から帰宅して、はーっと息をついたとき
「かみがふえるよ」
と急に頭に言葉が降りてきた。
私はまだ禿げていない。だから増えるのは髪じゃなくて神。(私としては髪でも神でもどっちでも嬉しいですよ神さま)
結局、ただ自分の守護霊が増えたり霊性が高まるのか、それとも世にスピリチュアルな人間が増えるのか、どういう意味なのか解釈できぬまま、1年が経った。
あの後、確かに夢でお告げを貰ったり、他人の姿形や体内を遠隔で見たり、不思議な事も増えたし、世の中も隕石だ地震だ戦争などに危機感を覚えたのか、今まで鼻で笑っていたような人間たちがスピリチュアルな話題をすることも増えた気がする。
私は今、毎日、毎日、この命が、家族が先祖が友人が、愛おしい。
そして、この地球が、日本が、ここに生きる不器用な人間たちが愛おしい。
そんな人間に忘れ去られてしまった神さま、廃れた神社、汚された自然。憎しみ悲しみの感情。そんな重く黒くはびこるモヤが、地球上から少しでも浄化されますようにと
私たち不出来な人間たちを、お許しくださいとお守りくださいと
天に、地に、祈るたびに、涙が止まらなくなる。
「かみがふえる」
神は自分の中の霊性を信じること、自然に生かされていることを思い出し、詫び、感謝して生きること。愛すること。
小さい頃から霊を見て感じていたからか、無宗教のような自分でも、天を想い、人間の悲しみが少しでも減りますように、清らかなる心を思い出しますようにと、空を見上げるたび、お風呂に入るたび、鼻水垂らして泣きながら日々祈り続けている。
お願いします、神さま。
日本をお守りください。
そして、一人でも多くの人が、太陽や月や星、美しいものを見て、感動して泣けるような、そんな優しい気持ちをずっと、ずっと、持ち続けられますように。
